そろそろ夏の疲れが出てきて睡眠時間が少々長めです。8月の勤務状況をウェブで月単位表示にしたら、なんと、22日中12日が出張という1か月でした。そんな慌ただしさが一段落して夕焼けがきれいな頃になってきたと思っていたらあっという間に9月です。今日は午後から市役所などを回って諸々の手続きをしてきました。9月までの持越しをせずに済んでほっとしました。
NHK-TVの「美の壺」のBGMはJAZZでこれがすごくおしゃれです。市内にはいつもJAZZが流れている書店があって仕事の帰りに寄るとリフレッシュします。先日の葬儀でもJAZZが流れていて音楽のもつメッセージ性の力をあらためて実感する機会となりました。そして、音楽がつなげる「縁」の不思議さもあらためて知るところとなりました。ちょうど『エヴァンスを聴け』(中山康樹 ロコモーションパブリッシング 2005)を古書で買ったばかり。音楽つながりが開く展開に心してかかろうと思う
2012/08/31
JAZZ
2012/08/24
物書き、ということ
芥川賞受賞作、鹿島田真希著『冥途めぐり』を読みました。小説を読むのも久しぶりなら小説にこんなに圧倒されるのも久しぶりでした。主人公の出口の見えない半生と夫の突然の発病と後遺症が自分の恢復の糸口になる設定は小説の世界だけではないように思いました。多分に宗教的な香りもしますが、こうした恢復と思しきあり様はどこか宗教的なるものを超えたひとつのモデルをも感じさせます。こんな人はたくさんいるのかも知れないと漠然と思う。『冥途めぐり』はこれからも気になる作品となるでしょう。
ここしばらく一定の文書にまとめる作業をしていて、どの時点でどのような表現にすべきかと、絶えず意思決定を迫られているかのように感じています。これも『冥途めぐり』を読んだことが関係しているかも知れません。今日は、ふと、辻邦生の執筆スタイルについて書かれた遠藤周作のエッセイを読んだことを思い出しました。辻邦生は早起きの生活で、きちんと削った鉛筆を数本用意して朝から執筆していたとか。彼の文体に心酔していた私はこのエピソードに腑に落ちる思いがしました。作家たちは一文一語に意を込めて作品としていくのだと、不思議なリアリティを覚えました。ここしばらくは自分自身がその営みの真っ只中にいるわけで自分を追い込んでいるところがありますが、それも心地よさがあります。
長野の出張では思いがけずiPhoneが活躍して、写真と録音はiPhoneで全部すませました。iPhoneのカメラもボイスレコーダーも、今まであまり使ってこなかったのが不思議なくらいでした。やってみればボイスレコーダーで録音しながらカメラも使えて、これがマルチタスクかと。カメラはHDR(high dynamic range)機能を試しました。結果は○も×も?もありですが使うこと自体はこんな絵作りもあるのかと面白く思いました。酷使するとiPhone4Sのバッテリーは12時間前後で赤表示になりますが、とっさの記録ツールとして頼りになることがわかった次第です。
2012/08/18
空の色
ここしばらく週末がまとまって空いていることがなくて、この週末も明日から長野に出張です。調べると長野市はJRでも意外に時間がかかることがわかりました。自宅からは5時間余の行程です。ホテルに缶詰めの3日間ですが今回はランニングシューズを持って行きます。
このところ空が高く澄んで山も田畑も色鮮やかで見ていて飽きません。デジカメはそうそう持ち合わせてはいないのでiPhoneで空の写真を撮っています。ウエザーニュース・タッチで空の写真を送ることもあります。そして、今年の夏はとりわけ空がきれいに感じられるのはどうしてだろうと、ふと、考えたりもします。そんなこともあってか、自然のほかの色に目が止まることが多々あります。そして、これはベルビアの色だ、プロビアかな、これはコダクローム調などとあれこれ考えます。フィルムを使っていた頃はフィルムの色調がすべてといってもいくらいで、いい換えると欲しい色によってフィルムを選んでいたわけです。ベルビアは今も私のイメージカラーのひとつで圧倒的な存在感があります。EOS5Dmk2のカスタム設定のひとつはベルビア調にしてあります。そんなふうにデジタルはカメラの設定やレタッチで欲しい色が出せるようなオールマイティーと思われがちですが、デジタルはそう簡単ではないから困ったもの。特定のカメラでしか撮れない絵があるように思います。ああこれだと自分の目に適う絵、色調はもちろんのこと、コントラストや解像感、輪郭などの線の細さ、合焦ポイントから外れていくデテールの滑らかさ、等々、受光素子の特性や画像処理エンジンのチューニングなどはフィルムを換えてどうなるというようなものではないように思います。こうなると次々とカメラを揃えなくてはならない羽目になりますが、運良くこれだというカメラやレンズと出会うことがあります。しばらくこれでいこうとなるわけです。他にも気になるカメラはありますが、それは、見ない、見ない。
2012/08/12
ミュージック・ケア全国セミナー
今年のミュージック・ケア全国セミナーは新横浜での開催で、私は3日間の2日目、昨日だけ参加しました。ワークショップは重度心身障がいと精神障がいに出ました。新しい情報とともにそれぞれのセッションのスタイルが勉強になりました。「自分のキャラクターに合った曲」を選ぶことも大事という一言が腑に落ちました。そして、「鑑賞に始まり、鑑賞に終わる」という加賀谷先生の言葉にはっとさせられました。基本をしっかり守っていくことは大事ですが、新しい曲に向かうということは聴く力を磨くことでもあって、これまでの基本の曲の聴き方も絶えず吟味していくことにつながります。音楽の聴き方がいつの間にか一面的になっていたのではないかと反省しました。また新しいスタートです。
セミナーではなつかしいみなさんとお会いできて近況など情報交換をしました。宇佐川浩先生が亡くなられた後、志を継いで関西で研究活動を始めた知人はブースを設けていました。いい刺激になりました。
今回は往復とも夜行バスで1日参加という強行軍でしたが意外にも疲れずに帰ってきました。それから実家に行ってお盆の準備などをすませました。ところが、それから帰宅したところ、リビングでここ何か月もなかったほどの深い眠りに落ちてしまいました。緊張の糸がやっとゆるんだようでした。夜は近くのイタリア料理店に行って久しぶりにイタリアンを堪能しました。料理も数少ない定番ばかり作るのではなく、また、新しいメニューにチャレンジしようと思いました
2012/08/05
8月のポコ・ア・ポコ
8月のポコ・ア・ポコは7家族のみなさまにご参加いただきました。今日は三重ミュージック・ケア研究会の会員も研修で参加しておとなが多い目ということもあってか、すごく行儀よく始まりました。これに驚いた研究会の会員もいましたが、ポコ・ア・ポコのちょっと整然とした姿はこれまでの積み上げだと思っています。子どもたちのがんばりもあり、保護者のみなさまのご理解のたまものと思っています。
2012/08/04
PAとは?
PAとは何の略なのか。パワーアンプだと思っていたらPublic Address(公衆伝達)とのこと。そうと知っていればこれまでのいくつかの場面でもうちょっと訳のわかったやりとりができたのにと、恥ずかしいやら情けないやらです。というのも、知人がミュージック・ケアのセッションで使うシステムを探していて調べることがあったからです。私がセッションで使っているキーボードアンプはそもそもキーボードのために調達したものを流用しているのでPAという視点のチョイスではありませんでした。今回は文字通りのPAで、調べると低価格化と高性能化が進んでいてまたぞろ食指がというアブナイことに。今、家中の整理をしているのでスタジオ復活を目論んでいる最中です。自作パソコンを音楽と映像のコントロールセンターにして、ささやかながらもオーディオシステムが組めたらいいなと思っています。
2012/07/29
足こぎ車いす
昨日は早朝から家の中の片付けをして昼食も急いでとって猛暑の鈴鹿サーキットへとけっこうなハードスケジュールで、案の定、今日は休養を余儀なくされました。食材の買い物に出かけただけでずっと家にいて、先日から気になっていたHDDレコーダーに録画した番組を観て驚きました。
その番組は今年2月5日(日)放送のNHK「サキどり」でテーマは「驚きの車いす!中小企業の連携が生み出した奇跡」です。この話は少し前に特別支援学校の卒業生からの電話で知って、足が不自由なのに足こぎとはどういうことかとやや突っ込んだ話になったことに始まります。ふと、録画した番組のテーマが気になって観たらそのものだったわけです。でも、そうか、と思い当たることでもあります。不自由な部位は意図的かつ積極的に使うことによって全身の協調性が高まるのではないかということです。リハビリテーションにもハビリテーションにもなろうというもの。このことを実感する場面のひとつが車のマニュアルミッションです。両手両足を協調的に使うことでなぜか頭がすっきりします。バイク(オートバイ)も然りです。一見面倒くさそうですが快感でもあるわけです。不自由な部位も使わない部位も使っていないということでは同じという考え方もないわけではない。社会的にはICFの考え方とは相容れないわけですが、治療というフレームでは興味深い考え方です。
さて、自作パソコンはCドライブを換装して一段落となりました。120Gから240Gとなって、SSDの寿命がくるまで容量の心配はなくなりました。120Gのドライブは他のデスクトップのCドライブに使う予定。パソコンをいじる理由を自分で作っているようなものですが。
2012/07/28
風の会
今年も鈴鹿8時間耐久レース前夜を迎え、風の会のイベントが開催されました。最もバイクを買わないであろう人たちのためのイベントに各社が最新モデルを提供するのは第一線のライダーたちの尽力があるからです。そして、この日を楽しみにしているのは風の会の参加者だけでなく、愛車でパレードに参加の一般ライダーも然りなのです。この日、バイクでサーキットのコースを走り抜ける人たちはスケジュールをやりくりし、お金を貯め、バイクの手入れをして参集していることでしょう。タンデムシートには子どもたちの姿もあって、きっと印象深い夏休みの体験となることでしょう。バイクの魅力に鳥肌が立つほどに目覚める1年に1度のイベントです。いつか自分のバイクで参加したいと思うもの。
昨日、lenovo U330sでプロジェクターを使ってプレゼンをすることがあり、急きょ、USB-VGAアダプタを調達しました。デュアルモードにも対応した小型のもので認識も問題なく無事終わりました。U300sはi7、256GBSSD、7時間バッテリーなど申し分ないスペックに加えてスリムでオレンジカラーがお洒落ですが、デバイスはUSB2.0とUSB3.0、HDMIとステレオミニが各1つずつという割り切り方で、アナログモニタは思いのほかつなぎにくいモデルでした。ボディの造りは詰めの甘さもありますが旧モデルとしてCPもそこそこだと思います。キーボードはThinkPadゆずりで、もしかしたらThinkPad Edgeと同等のものかも知れません。今やiPadは3G回線を解約したのでもっぱら自宅用となり、ウルトラブックとWiFiルーターを携帯しています。日頃、出先でいろんな資料を参照することがあって、また、どこでもデスクとなってさながらノマドスタイルです。本とノートを抱えて喫茶店に向かったかつての学生は齢50半ばにしてハイテクに目覚めた次第。というのも、11月に沖縄でプレゼンの予定があって、機内持ち込みのためのパッケージリングにあれこれ思案しています。ペーパーの資料をいかに持って行かないか、です
2012/07/22
「今日の料理」のテーマ曲のベースライン
NHKの「きょうの料理」のテーマ曲は冨田勲の作曲で新旧2つのバージョンがあります。旧バージョンは今聴くとノイズも多く周波数のレンジも狭い。でも、私にはなつかしい音楽です。この曲がいつしか新しいバージョンとなって現行のテーマ曲となっています。もともとAABAの構成でしたが今はAのみが流れています。さて、新旧を聴き比べると音質はともかく、新バージョンのベースラインの複雑さに聴き入ってしまいます。これはどういうポジションの人がアレンジしたものなのだろうか。私には手練れのベーシストに委ねたものにしか聴こえない。ベースの責任を果たしたうえで自在に表現しつつ知る人ぞ知る音楽を奏でるという職人技だと思っています。でも、ベーシストではないアレンジャーによるものだったらもっとすごい。
先週組み上げた自作パソコンはかわいくてしかたがない。何をするともなくスイッチを入れてご機嫌うかがいをしてみたりケースの中をのぞいたりと自分でもおかしいくらいかわいがっています。ネットにつないでグラフィック・ボードの最新のドライバやGoogle Chrome、iTunes、XGworks、DropBox、Evernote、MS-Office、テキストエディタなどをインストールしました。グラフィックボードが100%機能すると画面が一新して五感が新たに目覚めるほどの精緻さです。Google Chromeはログインするとブックマークが同期されていて使い勝手は申し分ありません。NASのiTunesの音楽も聴けます。XGworksのスコアを24インチの大画面で見ると壮観です。また、2TBのHDDを増設してデータ置き場としました。あと、Adobe Photoshop Lightroom 4やSibeliusなどと考えるとCドライブの120GのSSDは心もとない。だったらCドライブを換装をするだけと落ち着いていられるのは自作の強みです
2012/07/16
自作パソコンの「詩と真実」
土日が慌ただしかったこともあって猛暑の今日は無理をしないことにして、午後はパーツを集めてあったパソコンを組み立てることにしました。組み立ての作業時間は短かったのですが、ケースからマザーボードにつなぐUSBの接続がわからなくて一思案でした。そしてわかってきたことは、ケースはUSB3.0に対応しているもののマザーボードのケース用USBコネクタは2.0しかないという仕様のミスマッチです。リサーチ不足を悔んでひとまず片付けることに。ところが、片付けているときにケースに付属の小物を見ていて、その中にUSB3.0のコネクタをマザーボードのUSB2.0仕様に変換するコードを発見しました。3.0ではないもののケース前面のUSBがひとまず使えることがわかりました。やれやれと思っていたら今度はキーボードがない。2台あるPFUの古い方をあてにしていたのに勤務先のデスクの下の紙袋に入れたままでした。今日はとりあえず15年前のDELLのPS2モデルでOSなどのインストールを済ませた次第です。マウスもほこりをかぶっていた黄緑色のもの。OSのドライブはSSDにして超速をねらっています。事務処理には過剰な性能ですが画像処理や音楽制作を安定的にこなすには頼りがいのあるスペックです。まだネットワークにつないでいませんがNASを介してのデータの共有やiTunesの音楽をどのパソコンからでも聴けるというシステム構築が目指すところです。
パーツは、CPU:AMD FX-8120、MB:ASUS M5A87、RAM:16GB、SSD:A-DATA 120G、GB:玄人志向 AMD Radeon HD6770、等々で、ケースは鉄フレームにアルミの黒外装という無骨なスタイルです。あと、高音質に欠かせないサウンドボードはONKYO製を用意していますがインストールは次の週末以降ということになります。主要パーツは旧モデルのバーゲンで集めたものばかりですが一定のスペックを求めたので自作のメリットはそこそこというところです。モニタはアンチグレアの24inchで、見やすいけど実際に目の前にすると画像処理ならグレアタイプがよかったかと・・・こんなことをしているとリフレッシュを実感します。「自作パソコンの多くは必要だから作られるのではなく、作りたいから作られる」とは真実です。もちろん、詩でもあります
パール・バック『母よ嘆くなかれ』
音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...
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9月の日曜日のポコ・ア・ポコは9家族のみなさんに来ていただきました。私は夏の疲れが出て始まる前から少々おぼつかないところがありましたが、子どもたちが来てくれるといつもの元気が戻って密度の濃いセッションとなりました。曲の終わりの「静」をみんなで感じることの達成感はいつも素晴らしい。...
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この4月に勤務先の病弱特別支援学校が再編されて校名も新しくなる節目を迎えるに当たり、病弱教育の歴史の一端を紹介する機会がありました。 「病弱教育は明治時代に三重県で始まったとする説があります。「三重県学事年報第九 明治二十二年」には、三重県尋常師範学校の生徒の約6割、70人余が脚...
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検索キーワードに矢野智司を設定して時々チェックしています。先日、彼の近刊が矢継ぎ早に出ていることがわかってあたふたと取り寄せています。 『教育の世界が開かれるとき:何が教育学的思考を発動させるのか』(矢野智司・井谷信 彦編)(世織書房 20220412) 『京都学派と自覚の教...