2014/07/20

デジタル環境その後

少し前、自作マシンのCドライブの空きが加速的に少なくなってきてどうもおかしいと思って調べるとiTunesの追加ライブラリが設定したはずのEドライブではなくCドライブに保存されていました。Cドライブの表示は空き容量10%以下を示す赤色になっていました。追加のライブラリはほぼ特定できるのでCドライブのファイルをEドライブに上書きするという乱暴なことを試みました。すると、CドライブのiTunesが約85GB、EドライブのiTunesが約75GBだったところがそれぞれ約4GBと約95GBとなって、単に上書きされただけではなさそうでした。何曲か探してみるといわゆる「統合」がなされたようでほっとしました。しかし、これだけではライブラリの完全な移行は終わらず、ファイルとプレイリストの読み込みがそれぞれ必要です。アプリの上書きをするしないがひとつひとつ聞かれて面倒なものの概ね無事に移行できたようです。次はバックアップのシステムをどうするか、です。

ところで、ふだんノートパソコンを使っていて、それはそれでそれなりにスムーズだと思っていますが、時々自作マシンを使うと圧倒的なパフォーマンスに毎度驚いてしまいます。iTunesに音楽を入れるときなど最高27倍速超というスピードでステータスバーがあっという間に左から右に延びていきます。メモリは16GBですが8core 3.1GHzのプロセッサは只者ではなかったということです。あと、自作後すぐに組み込んだサウンドボードの動作は確認する機会がなく、また、今も確認できていないのですが、今日、ふと思い立ってメーカーのウェブサイトを見たら最新のドライバがアップされていたのでインストールしました。途中、古いバージョンのドライバを削除するかどうか聞かれるとのことでしたが何もありませんでした。ということはそもそもドライバはインストールされていなかったわけで苦笑ものでした。

Android EM01Fは64GBのmicroSDカードを入れてあるのでiTunesの音楽とビデオを移してフル稼働の状態です。インプレッサのオーディオとはBluetoothで接続して充電もできるようにしたので頼りにしていたのですがノーブランドのmicroSDカードが壊れてデータを全部失くしました。音楽と動画は転送元があるのでいいのですがカメラで撮った写真は救えませんでした。これにはがっかりでバックアップをしておくべきでした。懲りて今は“made in japan”のカードを使っています。音楽プレーヤーのアプリを有料のものにしたらBluetoothを介してもなお高音質で、このところ聴いているのは小曽根真とゲイリー・バートンの「タイム・スレッド」です。iTunesストアだと1曲多いのでお得。

2014/07/19

『ふたりのロッテ』

エーリヒ・ケストナー、1949年発表の小説です。この小説を原作としたミュージカルをテレビで観たのは30年以上も前のことのように思いますが、音楽もセリフも記憶にあって気になる本でした。ある一節がとりわけ繰り返し思い出されて、先日もある勉強会でよみがえってきたのです。そして読むことにしました。読んでびっくりとはまさにこのことで、その一節だけでなく、子どもが子どもらしくとらえたおとなの世界と子どもの世界との接点が人と人との関係性の築き方について考えさせられること多々ありでした。池田香代子の翻訳も子どもの発想の特徴を出しているように思います。この本の一節は今後引用する場面があると思っています。訳は他にもあるようなので読んでから決めることになるでしょうか。

2014/07/13

ジブリの映画と病弱教育

「思い出のマーニー」はこの夏公開のジブリの新作アニメです。昨日、そのポスターを見かけたのであらすじなど調べると、どうも主人公の女の子は喘息とのこと。そういえば「借り暮らしのアリエッティ」の男の子も心臓の病気で自宅療養が続いているという設定でした。学校はどうしているんだろうと、ふと思いました。病気の子どもの教育は病弱教育と称される仕組みがあって、小児慢性特定疾病が障害者総合支援法の対象とされたことで病弱教育は今後ますます注目されることになります。ジブリに病気の子どもが登場するのはどうしたことだろうと、これも気になります。7月5日の朝日新聞「入院中でも学びたい」も今このとき、旬の話題なのです。

7月のポコ・ア・ポコ

7月のポコ・ア・ポコは10家族のみなさまにご参加いただきました。先週とはまたちがうにぎやかなセッションで、初めてご参加の方もポコ・ア・ポコで思いがけず出会ったりしてなごやかでした。一人ひとりのおこさんの参加の仕方があってもポコ・ア・ポコの場をしっかり認識していて、最後の大きなシャボン玉が減衰するピアノの音とともに床に落ちて消える一部始終をずっと見つめていられたのはただただすごい。この瞬間に大きな達成感を共有できること、それは、当たり前のようでいて、実は、奇跡に近いことかもしれないと、そんなことも思いました。次回、8月10日も楽しみです。

2014/06/08

6月のポコ・ア・ポコ

6月のポコ・ア・ポコは6家族のみなさまにご参加いただきました。珍しく見学の方が一人もいなくて子どもたちの天下に見えました。いえいえ、ポコ・ア・ポコでは見学の方も大切なセッションのメンバーですが、子どもたちはその時々のその場の関係性にちゃんと合わせて自分なりの居方を見せてくれているわけです。“お利口さん”たちの“熟練”のセッションでした。この日、私のインプレッサは釘を拾って思いがけずタイヤ交換というおまけまであったことでまたまた印象に残るポコ・ア・ポコでした。

2014/06/01

いつの間にか6月!

ブログの更新もほとんどできてないままいつの間にか6月に入ってしまいました。

玄関前の夏の花はここ数年間インパチェンスと決めているのですが園芸店の店頭に苗が並ぶことが年々減ってきているように思います。今年は園芸店に行く機会がそもそもなかったこともあって売れ残りのようなところから見つけました。10本程度まとまった色の苗はピンクしかなかったのですが咲きそろってくるとそれでも微妙に色がちがうことがわかってきました。今日は朝から町内一斉大掃除、草取りで行き来する人が草木に目が行きやすい中、ちょっと不揃いなインパチェンスたちが控えめに咲いているように思えました。

色といえば思い立ってサングラスを新調しました。あれだな、と漠然と、でも、意外にしっかり決めて眼鏡店に行ったので指名買いでした。レンズは某ブランドのG15という色で、フレームも同じメーカーで定番のデザインのものです。巷どころか世界中で無数に使われているサングラスで、そう思うと興味深い見え方に思えてきます。G15もいわれてみればあれはこれかという色だし、フレームも映画「JFK」で地方検事のジム・ギャリソンを演じたケビン・コスナーがかけていたのが瓜二つのそれだったりするわけです。50代半ばにしてやっと辿り着いたの感もあります。思いがけずスポーツグラスのようなフィッティングでランニングやバイクにもよさそうです。今日は真夏のような日差しでサングラスのおかげで少しばかり運転もクールになったかのようでした。

2014/05/25

5月のポコ・ア・ポコ

5月のポコ・ア・ポコは6家族のみなさまにご参加いただきました。少人数だとここぞとがんばるお子さんがセッションを引っ張ってくれます。つまり、みんなの集中力を高めてくれます。そんなお子さんは不思議なことに日によって替わります。また、ぶつかりません。セッション毎に新しい発見があって新鮮です。来月のポコ・ア・ポコまで2週間という短さですがきっと新しい空間です。

2014/05/06

『交響曲を書いたゴキブリ』

翻訳家の村岡花子をモデルとしたNHKの「あんとアン」は活字を新鮮な眼差しで追った頃のときめきを思い出させてくれますが、この連休に思いがけなくやはり翻訳家の中山知子について思い出したことや新しく知ったことがありました。私が初めて中山知子を知ったのは小学校の音楽の副教材にあったインドネシア民謡の「ママのそばで」の訳詞者としてでした。オリジナルの歌詞はわかりませんが、その旋律は音が本来もつ機能のまま、まるで流れる水が岩肌の角を丸くした渓流を淀みなく進むようになめらかで、歌詞は水面に浮かんで流れる花びらのような、そんな表現が似合う歌でした。当時はインターネットもなくて調べようもなかったのですが、中山知子の名前はいくつかの歌の訳詞のところで見つけることができました。子どもたちがときめく言葉をよく知っている、児童文学者としての訳詞をされていました。今から30年くらい前のことでした。それが今どうしてまたあらためて知ることになったのかというと、トレパー・トッド著『交響曲を書いたゴキブリ』という本の翻訳者として名前を見つけたからでした。すでに絶版となって古書を取り寄せることにしましたが、どうしてわざわざこの本かというと、それは何となくピンときたということしかありません。翻訳者の名前だけでなく題名やそのときの自分の関心や気分など、何かが結びつけたとしか言いようがない。早く届いてほしいもの。中山知子は三重県生まれとのこと。祖父が「山田朝報」を創刊してその主筆だったらしいので伊勢生まれかも知れない

2014/05/04

炊飯器の妙

家電の不調は炊飯器に順番が回ってきました。ご飯に芯が残っているように思って炊飯器をよく見ると内蓋のパッキンが破れて水分が漏れているようでした。けっこう古いモデルで補修パーツもなさそうなので新調することにしました。店で選ぶ時間もなくネットのレビューを見て即決でした。翌日昼前には届いて早速炊いてみました。水の量や炊飯モードは使ってみて米と炊飯器の特性に応じて頃合いを決めていくものですが、普通に炊いて米の一粒一粒が中心部まで均等に柔らかくなっていたのには驚きました。その炊飯器はプレミアムものではなく普及版です。ご飯がおいしいと気持ちまでほっとすることを今更ながら実感しました。ただし食べ過ぎの心配はある。このまま凝ると、この米にこの水、炊飯器はこのモードというようにどんどん深みにはまってしまいそうで自分にブレーキをかけています。昨年から家電関係はいろいろあって、リビングや浴室の照明をLEDにしたり、トイレの換気扇のタイマースイッチをゼンマイタイプからデジタルタイプに交換したりしました。今年はまだまだありそうな気がする

2014/04/29

ストラド

ストラドとはストラディバリウス作のヴァイオリンの通称です。昨年11月、NHKスペシャル「至高のバイオリン ストラディバリウスの謎」が放送されました。全編にわたってヴァイオリンの演奏が流れる番組でドラマチックな番組でした。ところが、この番組の取材の未公開映像を加え、また、大幅に再編集して今月放送されたETV特集「ストラディヴァリウス~魔性の楽器 300年の物語~」はまるで別物の印象がありました。

比較しての言い方ですが、前者はドラマチックな印象のBGMが全編に流れてセンセーショナルな番組作りを感じますが、後者はBGMも控えめでアカデミックな視点のエピソードが多く組み込まれているように思います。案内役の五明カレンの表情もちがって伝わってくるようです。なぜNHKはこの異なる編集の番組を制作したのだろうか。

後者の番組を見ていて私のヴァイオリンの形はアマティのそれにずいぶん似ていると思いました。表板と裏板の盛り上がりが大きくて幅がやや狭い。それは学生のとき大阪で偶然買い求めた楽器です。「ストラドコピー」ばかりの中、そういえば他に似たヴァイオリンは出会ったことがありません。一度、床に落として裏板を真っ二つに割ったことがあり、修理してもらったら力強い音が出るようになって弓と合わなくなってしまいました。かといって弓を買い換える余裕もなく今に至っています。また弾いてあげたいと、年々よく思うようになりました。

それにしてもこの2つの番組はヴァイオリンの魅力をヴァイオリンとかかわる人たち、演奏家、制作者、また、修理に携わる人たちとの脈々とした営みを追って高い密度で伝えています。ヴァイオリンは今も時代とともに演奏や制作に携わる人たちの熱い思いによって進化し続けていることがよくわかります。ヴァイオリンとともに、音楽とともに日々を重ねることの充実感や喜びにもっと近づきたいと思う。曲を細切れに聴くばかりの毎日はしばらく続く。

朝からの雨はしばらく乾燥続きだった地上にまるで注がれるように降り続きました。自宅前のハナミズキの並木の花は若葉に変わりつつありながらも曇り空をパステル調に彩りを添えていました。肌寒くて1日中セーターを着ていました。

パール・バック『母よ嘆くなかれ』

音楽療法の研修資料で前に作成したスライドからパール・バックの引用を使うことにしました。ポール・ノードフ、 クライブ・ロビンズ著、望月 薫訳『障害児教育におけるグループ音楽療法』(人間と歴史社 1998) に寄せたパール・バックの「序」の一部です。 遅滞のある、ゆっくりと考える人た...